建築インプロヴィゼーション

私の中にある「即興性」が、私の「建築」に浸透するその日まで、ひたすら基礎練を積むブログです。

「間取り」とは何ぞや?

さて、最初の話題は、「間取り」とはどういうものなのか、ということです。

 

とある百科事典によれば、「間取り」とは、建物内部の部屋の配置計画を言うそうです。そして、その目的は、住宅などの建物の平面図上において、部屋の広さ、相互関係、方位などが、住みやすく健康的であるようにすることにあるそうです。

 

「間取り図」、よく目にしますよね。一人暮らしを画策していて、不動産屋なんかに出掛ける人は、もう何十もの間取り図を見るんでしょうね。

 

私自身は、1回だけ、不動産屋に行ったことがあるだけです。一人暮らしをしようかと思いまして…。結局、止めたんですが…。

 

年齢は、恥ずかしいので、今は伏せておきますが、恥ずかしながら、私は、両親と同居しています。無論、独身です。………悔しい。もう33なのに!!!(言っちゃった。)

 

 

…とまあ、いきなり軽い暴露から始まったわけですが、ダサいという声には耳を塞いで、よくよく考えてみると、非常に住み心地のいい家なんですね、この私が育った家は。

 

一般に、一般人(お金持ちじゃないということ)が購入する家というものは、大抵が何らかの問題がある物件であることが多いように思う。例えば、「狭い」、「細長い」、「斜め」など。

 

私の家は、というと、「狭くない(広いとは言い難い)」、「四角い」、「斜めってない」など、意外といい物件なのである。庭もあるのだが、庭の延長上に、空き地があるという好物件。

 

設計士の親父が、目を光らせて探し当ててきた土地なのであった。まあ、その辺は、さすがというか。

 

とまあ、この住み心地の良さに安住して、婚期が遅くなっているという事実は否めないのだが…。

 

 

今その家の自分の部屋で聴いているのが、ジェイムス・テイラー『ダディーズ・スマイル』。

 

 

ダディーズ・スマイル(紙ジャケット・生産数限定)

ダディーズ・スマイル(紙ジャケット・生産数限定)

 

 

『親父のほくそ笑み』。。。もう私自身、ダディーになっててもおかしくない歳なのだが、なんだかんだで結婚をこの歳まで逃してきたのです。

 

こういうこと書いている時点で、哀れな30男臭が漂ってきそうですが、実際のところは、仕事、私生活共に、地味ながら張りのあるものなので、そこはまあいいのである。

 

ただ、私も建築の仕事を始めて、もうすぐ丸3年。仕事をし、本を読み、「建築」というものの外観は大方掴めたつもりでいる。あとは、個々の事象を、深く掘り下げて理解していくことだ。

 

…と言いつつ、「間取り」の定義さえ曖昧であった、私。ちなみに言えば、私は「設計」の仕事をすることを目標としている。現在は、現場で「施工」の仕事を、やっております。

 

「施工」もそれなりに楽しくはあるのですが、なんだかんだで親父の仕事を見ていると、「設計」に気が惹かれてしまうのである。

 

まあ、そんなにやりたいなら、やれよ、という話です。やりたいのですが、きっかけが掴めないのであります。

 

というわけで、「間取り」から始めようと、思った次第であります。

 

 

まず、考えてみる。

 

どの家にも必要な「部屋」は、どんなものがあるか。

 

まず、LDKですね。

 

リビング、ダイニング、キッチン。

 

リビングとは、居間ですね。「居間でしょ。」と、誰かが言ってたような、言ってなかったような…。

 

ダイニングとは、食事室ですね。テーブルで食事をする家もあれば、掘りごたつで食事、なんていう家(うちだ)もあるようです。

 

リビング、ダイニングは、それぞれ8畳からが目安だそうです。ちなみに、1畳は、181.8㎝×90.9㎝(1間×半間)、1坪が、1間×1間、畳2畳分になるそうです。メモメモ。

 

 

いいんだよ、別に。3年もやってて、こんなことも知らないの?と言われようが、何されようが。大体、建築の学校出てないし、さらに言えば、文系だし、もうゼロから始めるつもりで始めたんだから、この仕事は。

 

 

…おっと、少しばかり投げやりになってしまった。ちなみに書いておくと、1寸は、3.03㎝、1尺は、30.3㎝、1間=6尺ということになるようである。いいんだよ、別に、これ知らないでも、これまで生きてこれたんだから…。

 

あれ?何の話してたんだっけ…。そうそう、L、Dと来て、K、キッチンである。キッチンにも色々な種類があるようだが、それはまた後日。

 

LDK以外の「部屋」と言えば、まあ個室ですね。夫婦の寝室や、子供室  があります。あと「水廻り」なんてのもあります。

 

「水廻り」とは、浴室・洗面所・トイレなどの、水を使う箇所のこと。これらは大抵、1か所に纏めるか、隣り合った部屋とすることが多いようですね。

 

他の間取りとして考えるべき部分は、玄関、廊下、階段、収納などでしょうか。

 

 

ちなみに今部屋で掛かっているCDは、上原ひろみ『ビヨンド・スタンダード』

 

ビヨンド・スタンダード(通常盤)

ビヨンド・スタンダード(通常盤)

 

 

 

上原ひろみの家は、さぞデカいんだろうなあ。なんたって、グラミー・ホルダーである。

 

ピアノ室なんかを、間取りに入れたい、お洒落なご家族も、相当数いるんでしょうね。

 

後は…、駐車スペース、とか?ちなみに私は、車に乗らないので、おそらく縁の無いスペースです。

 

うーん、こんな感じだろうな。ほんとざっくり言えば。

 

 

今回は、導入として、「間取り」というものに、少しだけ触れてみました。これからここを掘り下げていくのか、はたまたもう別の話題に移るのか。気まぐれで、大雑把な私に付いて来れる方が、ほんの少しでもいて下さると、私も書くのに張りが出るのでございます。

 

目的は、家を建てる、という問題に、生涯必ずぶち当たるが、何から調べればいいか分からない方と、一緒に情報を共有することにあります。3年間の建設業界での経験を生かして、少しでも指南役になっていければいいな、と思っています。

 

それでは、また次回、よろしくお願いします。